施設検索/ホームメイト・リサーチ

ご希望の動物園情報を無料で検索できます。

ホームメイト動物園リサーチ

動物園情報

動物園一のおしゃれさん?ニホンカモシカ



ニホンカモシカは、日本固有の動物で、特別天然記念物に指定されています。このニホンカモシカ、季節に合わせて「自分で衣装を変える」動物だといいます。それって、いったいどういうことなのでしょうか?

ニホンカモシカの特徴

ニホンカモシカの特徴

ニホンカモシカは、日本の中国地方と北海道を除く山岳地帯に生息しており、住む地域によって毛色が違います。まず、その特徴を紹介しましょう。

ニホンカモシカとは
ニホンカモシカは、「哺乳網・偶蹄目・ウシ科」に属する動物です。日本固有の生き物で、国の特別天然記念物に指定されています。
ニホンカモシカの大きさ
体長1~1.2m、体高65~75cm、尾長約15cm、体重約30kg
ニホンカモシカの生活
単独かつがいで標高1500~2000mの山岳地帯に暮らしています。木の葉や草が主食で、冬には木の芽、枝や皮も食べます。両目の下に眼下腺と呼ばれる分泌腺があり、甘酸っぱい匂いの分泌腺を木にこすりつけることでなわばりを主張します。また、糞を決まった場所にする習性があり、糞場は直径1mを超えることもあるそうです。

ニホンカモシカは動物園一のおしゃれさん?

ニホンカモシカは動物園一のおしゃれさん?

ニホンカモシカは、住む地域によって毛の色が違います。雪の多い地方に住むカモシカは白っぽい毛の個体が多く、雪の積もらない地方では、茶色や岩の色に似た灰色、黒色などの毛色が多いようです。つまり、それぞれ保護色となっているわけです。

体の色の印象を決める、固くてまっすぐな毛は一年中生えており、秋から冬にかけては、それに加えて、寒さから身を守るためにモコモコとした白くてやわらない下毛が生えます。この下毛は体に密着して生えているので、見るからに暖かそうで、いわばダウンジャケットを着ているようなものです。

春が近づくと、今度は春夏への衣替えシーズンとなります。暖かかった下毛はだんだん抜け落ち始め、初夏を迎えるころにはなくなってスマートな体つきになります。ニホンカモシカは、季節に合わせてうまくおしゃれをしているわけです。

しかし、この衣替え、実は非常に体力を使います。そのため飼育係は、衣替えシーズンはいつも以上に健康に気を配り、食事も栄養のあるものをバランスよく配合するなどして見守るそうです。体調がよくないと、生え替りのサイクルが乱れ、冬なのに下毛が生えてこなかったり、夏なのに下毛が残ってしまうこともあるそうで、そうなると寒さに耐えられず冬が越せなかったり、熱中症で死んでしまうこともあります。

ニホンカモシカの衣替えを見ていると、自然界に生きる生き物たちが、その環境下でうまく生き抜くための工夫を体そのものに備なえている神秘に、思いを馳せずにはいられません。いったい誰が、このようなうまい仕組みをつくったのでしょうか?

「ニホンカモシカ」に会いに行こう

「ニホンカモシカ」に会いに行こう

動物園でぜひ、冬と夏のニホンカモシカの姿がどれくらい違うか、またそのおしゃれ度もチェックしてみて下さい。

井の頭自然文化園(東京都)
人気の街・吉祥寺からほど近い1942年開園の歴史ある都立動物園でもニホンカモシカに出会えます。
ニホンカモシカセンター(三重県)
世界で唯一のカモシカ専門動物園です。世界6ヵ国のカモシカ5種類24頭を飼育しながら学術研究も行なっています。
横浜市金沢動物園(横浜市)
草と木が生い茂る自然豊かな中で美しく凛々しいニホンカモシカに出会えます。
CXg