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人気者アイアイのヒミツ



「ア~イアイ ア~イアイ おさ~るさんだよ」と童謡で歌われ、実物を見たことがなくても、日本人にとって、とても「馴染み」のある「アイアイ」。その童謡から私たちがイメージするのは、かわいいちょっと小さなおサルさんの姿です。しかし、実はこのアイアイ、生息地であるマダガスカルでは「悪魔の使い」と言われ、その姿も私たちがイメージするものとは全く違います。

アイアイの特徴

アイアイの特徴

イメージと違うアイアイの特徴を紹介しましょう。

アイアイとは
アイアイとは、「哺乳網・霊長目・アイアイ科」の動物で、マダガスカルだけにすむ原猿類(原始的なサル)です。現在、アイアイ科で現存するのはただ1種のみ。大きな耳と目、長いしっぽが特徴で、夜行性で単独生活者です。
体の大きさ
体長36~44cm、尾長50~60cm、体重2~3kg
「指」に注目!
何といってもアイアイは、「指」が特に特徴的です。前足の中指と薬指が長く、特に中指が針のように細長く、幼虫を木から引きずり出したり、木の実の表面を叩き(タッピングと呼ばれる)、果実の中身をかき出したりするのに、この中指を使います。
母国マダガスカルでは「悪魔の使い」と呼ばれています。
アイアイは、童謡の通り、ふさふさとした長いしっぽと"まるい"おめめを持っています。しかし、特徴の長い指も含め、童謡のイメージとはやはり少し、いや大きく違います。キツネっぽい鋭角な顎とコウモリのような耳を持ち、全身が黒っぽい体毛に覆われています。そして、夜行性のため、アイアイの瞳は暗闇の中では燃えるように真っ赤に光ります。

アイアイは、母国マダガスカルでは「悪霊の化身」と恐れられ、そのため殺されてしまうこともあります。アイアイという名前も、一説によると、現地人が「アイアイ!」と驚きの声を上げて嫌がるのを見た外国人が、それを名前だと勘違いしたことから付いたとも言われています。

「悪魔の使い」から「子どもたちのアイドル」になったアイアイ

「悪魔の使い」から「子どもたちのアイドル」になったアイアイ

そういった可哀想な宿命を背負ったアイアイですが、2001年に日本で初めて上野動物園にやってきて以来、ここ日本では、童謡とイメージは違っていても、相も変わらず人気者です。上野動物園で「アイアイ」の看板を見つけただけで、大人も子どももついつい「ア~イアイ」と口ずさみながら、アイアイたちのいる場所へと駆け寄ります。実物を見てもその好意的な視線は変わりません。私たち日本人は、アイアイを楽しくて愉快な"仲間"だと思っているからです。「童謡の力がこれほど大きいとは」と驚きですが、暗闇の中で動き回る彼らを見つけた瞬間、「やっと出会えた」とうれしくなるのです。

「アイアイ」に会いに行こう

「アイアイ」に会いに行こう

アイアイは、世界でおよそ40頭が飼育されているだけで、日本では上野動物園にだけいます。

ソア親子(恩賜上野動物園)
アイアイは、世界的に見ても、アメリカのデューク大学と上野動物園しか繁殖に成功していません。現在、上野動物園にはアイアイが8頭いますが、6頭は「ソア」が生んだ子どもです。6番目のかなりやんちゃな子「ティーア」の名は、マダガスカル語で「愛しています」という意味の言葉です。
CXg