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動物園での「血統登録」と「野生復帰」



今、動物園にいる動物の多くは、希少動物です。絶滅種あるいは絶滅危惧種も数多くいます。そのため、野生から新しい個体を気軽に導入できる時代は終わり、現在、動物園にいる動物のほとんどが動物園生まれなのです。そこで、取り組まれているのが「血統登録」と「野生復帰」です。

血統登録

血統登録

日本の動物園では現在、多くの希少動物について「血統登録」を行なっています。どういうものかというと、飼育動物の個体情報のデータベースと考えればわかりやすいでしょうか。動物園では、このデータベースを、「遺伝的多様性の保全」のため、つまり近親交配などによる悪影響を受けないように活用しているのです。さらに、動物種ごとに「血統登録担当者」というコーディネーターが任命され、動物園間の動物の移動の調整が行なわれています。

また、動物によっては、世界規模で国際血統登録を行なっているものもあります。こちらは、世界保全戦略をつくったIUCNの下部組織であるCBSG(飼育繁殖専門家集団)という部門が担当になりますが、実際にその役割を担当するのは、世界各地の動物園で、動物種ごとに分担しています。例えば、レッサーパンダの血統登録を日本で担当しているのは静岡市立日本平動物園で、国際血統登録の担当はオランダのアムステルダム動物園です。日本平動物園のレッサーパンダの血統登録担当者は、毎年、日本におけるレッサーパンダの状況をアムステルダム動物園の担当者に報告をし、世界規模で管理を行なっています。各動物園は、このような重要な役割も担っているのです。

野生復帰

野生復帰

動物園が、血統登録とともに、種の保存に欠かせない重要な任務として取り組んでいるのが、飼育下で繁殖させた個体を野生の生息地に返す「野生復帰」です。

実際にこの野生復帰が成功した事例もあります。その代表例は、「アラビアオリックス」と「カリフォルニアコンドル」です。

アラビアオリックスは、野生で絶滅したものを、アメリカの動物園で繁殖させ、野生に復帰させることに成功しています。

また、カリフォルニアコンドルは、絶滅の寸前まで追い込まれたときに、いっせいに捕獲をして飼育下で繁殖させ、数が増えたところで野生に戻すことに成功しています。

日本では、今、「シマフクロウ」や「コウノトリ」といった希少な日本の野生動物の野生復帰に取り組んでいます。

CXg