福岡市動物園
福岡県福岡市中央区南公園にある福岡市動物園。50年以上も歴史のある、福岡市民に愛されている動物園です。子供に人気のキリンやゾウ、コツメカワウソなどの動物も多く、現在の飼育動物数は、ほ乳類が38種228点、鳥類が61種262点、は虫類が14種58点合計113種548点と、様々な種類の動物が見られます。また、繁殖技術の向上にも貢献しており、キリンやチンパンジー、ジャガーといった人気動物の繁殖に日本で最初に成功するなど、研究分野にも力を入れています。現在では、老朽化したところを順番に綺麗にリニューアルされているので、展示方法も工夫され、快適に楽しい動物園へと進化して行っています。また動物は見るだけでなく、「こども動物園」では、モルモットやウサギと触れ合うことが出来ます。ここでは毎週火曜から金曜日には1日2回ウサギ、モルモット、ゾウガメとの触れ合い方やだっこの仕方を指導するふれあい教室を開催されています。子供達ががより深く小動物たちと親しむことができるいい機会になるので人気です。動物園の中には、小さな遊戯施設があり、動物園の西門近く、正門から入った場合は動物園の一番奥のあたりに、子供に嬉しい、遊戯施設が設置されています。その中でも、ぜひ注目したいのは観覧車で、小高い丘の上にあり、福岡市内の景色を一望できます。 この観覧車はかつて福岡の百貨店である岩田屋の旧本館の屋上に置かれていたものらしいです。その他にも豪華なメリーゴーランドや各種乗り物などがあり、子どもを楽しく遊ばせることができるようになっています。福岡市動物園では、動物を見たり、遊具で遊んだりするだけでなく、動物科学館があり、動物について学ぶことも出来ます。動物科学館には様々な動物の骨格標本が設置されており、間近で動物たちの体の構造を学ぶことができます。パネル展示や図鑑など、館内にいる動物相談員から解説を受けることも出来ます。この様に、充実した立派な動物園が、福岡市の中心にあるのが、とても魅力的で、博多や天神からもすぐに行けるので気軽に動物園を楽しむことが出来ます。