動物園用語辞典
- 小
- 中
- 大
-
アルキルジアミノエチルグリシン
あるきるじあみのえちるぐりしん「アルキルジアミノエチルグリシン」とは、医療用医薬品であり殺菌消毒剤のこと。利用時は用途に応じた濃度になるよう水で希釈する。原液や濃厚液は刺激症状が見られるため、皮膚や粘膜に付着しないように注意が必要。接触した場合はただちに水でよく洗い、適切な処置を行なわなければならない。副作用としては発疹、そう痒感があるが発現頻度の調査は実施されていないので明確な頻度は不明である。アルキルジアミノエチルグリシンは、マイコプラズマやロタウィルス感染症など疾病に対する衛生管理のため畜舎内外の消毒に使われる。一般細菌に有効で緑膿菌、結核菌などには効果がない。殺菌作用と洗浄作用を兼ね備えており、腐食性が少ないので金属製品や環境に利用されることが多い。
全国から動物園を検索
全国からご希望の都道府県を選択すると、各地域の動物園を検索できます。