動物園用語辞典
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オシコーン
おしこーん「オシコーン」とは、キリンの頭部に存在する角のこと。キリンの頭部に2本生えて見えるが、実際はその2本の前に1本と、後ろに2本短い角が存在している。骨の髄に皮膚が被さって形成されている。キリンの頭胴長は3.6〜4.8m、頭頂高は4.8〜5.5mととても高い生物のため、角を使うことが、ほとんどなく重要な役目はない。しかし、キリンのオス同士による縄張り争いの場合では、首を大きく振ってお互いを激しく攻撃しあう。その他、オス同士の優劣をつける場合とメスの奪い合いの場合は、相手に勝つことが大きな目的になるため非常に激しい喧嘩となる。そのときにオスは頭をぶつけ合い、オシコーンを使って急所を攻めていくのである。
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