動物園用語辞典
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カイツブリ目
かいつぶりもく「カイツブリ目」とは、鳥類の1目である。カイツブリ目はカイツブリ科の一科のみから形成。6属20種の潜水鳥が現生しており、分布はアフリカ大陸、南北アメリカ大陸、ユーラシア大陸など広範にわたる。アカエリカイツブリやハジロカイツブリなどの1種は、冬期湾内や内湾に生息。その他のカイツブリ目の生活域は、主に湖沼や川などの淡水域だ。最大種は全長56〜74cmの北アメリカのクビナガカイツブリで、日本ではカンムリカイツブリの全長46〜61cmが生息している。全身は羽毛で密に覆われ、翼は長く薄い。カイツブリ目カイツブリ科の食性は、動物食であり、小形魚類と水生の昆虫類や小動物などを食べる。水中にいる小魚などを浸水して、捕まえることができ、水中で推進力を発揮できる幅広い弁足がある。
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