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  • カエルツボカビ症
    かえるつぼかびしょう

    「カエルツボカビ症」とは、水中に多く生息するカビの一種であるカエルツボカビによる感染症。おもに両性類の皮膚にカビが寄生することで死に至る。人間に感染することはないが、カエルをはじめとする両生類が感染すると、大量死する場合も。海外ではわずか数ヵ月の間に90%のカエルが絶滅したとの報告もある。在来種の生存にかかわる問題になるため、生態系への影響が懸念視されている病気だ。2006年(平成18年)に南米から国内に輸入されたペット用のカエルから発見され、翌年には野生のカエルの感染が初めて報告された。「WWF(世界自然保護基金)ジャパン」は、国内の両生類には、この感染症に高い抵抗力があることが研究の結果判明したと発表している。

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