動物園用語辞典
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カルシウム剤
かるしうむざい「カルシウム剤」とは、カルシウムを多く配合した動物用医薬品のこと。酪農用として、カルシウムを多く含む牛乳を作るため、乳牛の餌に混ぜる場合も。その際には摂取の妨げにならないよう、嗜好性を高める成分と共に作られる。また、ペットの治療や生活のために作られたカルシウム剤もある。例えばリクガメは、野生ならば屋外で生活することを前提とし、一日の日照時間が長い環境によって日光からカルシウムを必要分摂取。ペットとして飼育されるリクガメに同様の環境を家庭内で作ることは難しく、また動物園などの飼育施設にも限界があり、カルシウム不足になりがちだ。その際は食べ物からカルシウムを摂取するべく、カルシウム剤が使われる。
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