動物園用語辞典
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皮手袋
かわてぶくろ「皮手袋」とは、猛禽類の飼育用品のこと。人間が猛禽類を飼育する際に、猛禽類の持つ鋭いツメやくちばしから手を守るために作られた。丈夫な動物の皮でできた物が多く、牛革製などがある。猛禽類はペット用として品種改良が行なわれることはほとんどない。より野生に近い状態での飼育になり、止まり木と同様に人間に止まっただけで傷になる場合があるため、皮手袋は必需品だ。普段使用する皮手袋よりも、動物用皮手袋は腕に通す丈が長く造られている。野生の猛禽類をペットとして飼育することは禁じられているため、人間と生活しているのは、繁殖された猛禽類だ。繁殖された猛禽類は、飛行訓練を行なうことができる。猛禽類を野外に放ち、合図すると戻ってくることを学習させる物であり、その際にも皮手袋で腕を守り、止まらせる。
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