動物園用語辞典
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管理委託方式
かんりいたくほうしき「管理委託方式」とは、条例などで制約をしながら、民営化(国、公企業の事業を民間経営に管轄の権限を渡す)する方式のことを言う。管理委託方式は、動物園が自主的に考え、独自の動物園を作ることが難しくなる。2006年(平成18年)の地方自治法の改正により、管理委託方式は廃止され、「指定管理者制度」が導入された。「指定管理者制度」とは、公共の動物園の運営管理に民間が参入することを指す。経費削減と民間活力の導入が目的で、委託期間が短いため、動物園の運営が安定したものにはならない可能性がある。管理委託方式から指定管理者制度に変換しても、公立の動物園は、基本的に市当局に支配されるため、動物園の自主性が出せない場合がある。
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