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動物園用語辞典

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  • 疑岩
    ぎがん

    「擬岩」とは、セメント等にアクリル繊維などを混ぜて作った物で、本物の岩のように作った造形物のことを言う。動物園や水族館、テーマパークなどで使われている。日本で最初の擬岩は、1931年(昭和6年)上野動物園に作られた猿山である。それから半世紀の間、技術に変化はなかったが、1983年(昭和58年)アメリカからロックワークという技術が導入された。製法にはGRC(ガラスファイバー強化セメント)とFRP(ガラスファイバー強化プラスチック)とモルタルがあり、多様な工法で作ることができる。GRC造形は、軽量・高強度・不燃という特質があり、衝撃に耐える力が強いため、大型動物の獣舎や、屋外などで雨風に当たる場所に置く物に適する。FRP造形は、耐熱性・耐薬品性に優れており、軽量で劣化しにくい特徴を持つ。園内外の装飾やレプリカに適する。モルタル造形は、総重量が重いため、屋外で使用される物が多い。

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