動物園用語辞典
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顎椎
けいつい「頸椎」とは、脊柱上部にある7個の骨のことを言う。ナマケモノ2種を除いたすべての動物の頸椎は7個あり、人間も同じ7個である。第1頸椎と第2頸椎は特異な形をしており、残りの5個の頸椎は特徴が共通している。第7頸椎では横の突起前半部が遊離しているため、頚肋と呼ぶ。頸椎の大きさや形に違いはあるが、哺乳類の首の構造は基本的に同じである。人間も含めた陸上動物は、首を細かく動かす必要がないため、頸椎は太く短いのが特徴。キリンやクジラも頸椎があり、頸椎の大きさは違うが、哺乳類と同様に数は7個だ。動物の場合では餌を探したり、移動したりなど常に動いているため、運動不足にならず、筋肉を健康に保つことができる。
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