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  • 毛引き症
    けびきしょう

    「毛引き症」とは、オウムなどの鳥類にみられる、毛づくろいがエスカレートして自分で羽まで抜いてしまう症状のことである。鳥は羽をきれいに保つために自分で毛づくろいをするが、それが何らかの要因により毛を抜いたり皮膚まで咬んだりしてしまう。咬んでしまうようになることは、「自咬症」と呼ぶ。毛引き症の特徴として、自分では届かない頭や顔の羽は正常に生えている。要因としては、遺伝的要因もあるが、ストレスや感染症、アレルギー、寄生虫などの環境要因によっても発症する。治療は原因の除去であり、寄生虫などの場合は駆除を行なう。ストレスなどの場合は、抗不安薬などの薬剤を用いることもある。仲の悪い鳥と一緒のゲージに入れている場合は、ゲージを別にするなどの対処が必要だ。

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