動物園用語辞典
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攻撃行動
こうげきこうどう「攻撃行動」とは、動物が自分の縄張りや食料、自らの身を守るために外敵へ起こす行動のこと。群れを作り行動する動物は、自身への攻撃でなくても群れを成す個体のために起こすこともある。攻撃行動の原因は動物の種類や生態、性格によっても異なるためはっきりと断定できない。原因のひとつとして挙げられることに、ホルモンによる影響がある。例えば犬や猫は、妊娠、出産に伴いホルモンバランスが変化し、子猫、子犬を守るために外敵に攻撃的に。また、攻撃に出る前触れとして「威嚇行動」を起こす動物もおり、ハチは脅威となる外敵に攻撃する前に前あごを使ってカチカチという音を出したり、羽ばたきをしたりする。威嚇行動によって外敵が姿を消さないと判断すれば、攻撃行動に移る場合がある。
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