動物園用語辞典
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国連生物多様性条約
こくれんせいぶつたようせいじょうやく「国連生物多様性条約」とは、生態系の絶滅危機や悪化を改善させるため結ばれた条約のこと。1992年(平成4年)にブラジルで行なわれた地球サミットで採択された。生物の多様性を守ることを第一の目的とし、生物やその生息環境の利用を持続可能なものにすること、遺伝資源による利益配分を等しくすることを目指すとしている。1994年(平成6年)の条約発効時の署名国は157ヵ国で、その後2014年(平成26年)時点には194ヵ国と規模が拡大している。日本では、2002年に生物多様性保持における危機要素を見直した「新・生物多様性国家戦略」を策定。さらに2007年には温暖化について取り上げた「第3次生物多様性国家戦略」を打ち出すなど積極的な取り組みを行ってきた。
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