動物園用語辞典
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最小存続可能集団(MVP) サイズ
さいしょうそんぞくかのうしゅうだん(えむぴーぶい)さいず「最小存続可能集団(MVP)サイズ」とは、個体群が長期間存続するのに必要最低限な個体数のこと。別名を「MVP」と呼び「Minimum Viable Population」の略語。「最小存続可能集団(MVP)サイズ」は主に、保全生態学や群衆生態学で使われていることが多い。例えば動物が絶滅しないためには個体数が必要である。しかし元々の個体数が少ないと繁殖は困難で絶滅してしまう可能性が高い。そこで「最小存続可能集団(MVP)サイズ」に必要なのは「最小生息地面積」別名「MAR」だ。「MAR」は「Minimum Require-ments」の略語で、この2つがあれば絶滅する動物は少ないのではないかと言われている。このように、自然界で起こっている問題の解決に、保全生態学や群衆生態学の考えが用いられている。
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