動物園用語辞典
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再導入
さいどうにゅう「再導入」とは、動物用語ではある動物が絶滅してしまった地域に人の手でその動物の群れを、その地域で作り上げることを言う。また、絶滅の危機にある動物も「再導入」をして、絶滅の危機から回避されるのである。野生の動物で初めて「再導入」されたと言われているのが、1907年のアメリカバイソンだ。15頭まで減少してしまい「再導入」が決定し、オクラホマ州に放たれたと言われている。他にも様々な動物の「再導入」は500種以上も行なわれている。日本ではコウノトリやトキなどの動物が「再導入」の対象であった。しかし、オオカミなど「再導入」するべきという賛成の声もあれば、危険性のある動物は「再導入」するべきではないという賛否の意見もある。
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