動物園用語辞典
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シキダチョウ目
しきだちょうもく「シキダチョウ目」とは、鳥の分類に用いられる分類体系のひとつ。鳥類には独自の分類方法が用いられ、これを「シブリー・アールキスト鳥類分類」と呼ぶ。この分類は「亜網(あこう)」から始まり、「目(もく)」や「科(か)」を含む13の階級に分けられている。古顎類と呼ばれる系統に、シキダチョウ目は属す。古顎類にはその他に、ダチョウ目、レア目などが存在し、シキダチョウ目は単独で構成してきた分類に当たる。シキダチョウ目に属す鳥類は、国際鳥類学会調べによると9属47種が存在。シキダチョウ目は主に、北アメリカ南部や南アメリカに分布している。古顎類の中でも唯一、竜骨突起と呼ばれる発達した胸筋を持っており、短距離の飛行が可能だ。森林、草原に生息し、植物を主に主食とする。
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