動物園用語辞典
- 小
- 中
- 大
-
シジミチョウ類
しじみちょうるい「シジミチョウ類」とは、チョウ目シジミチョウ科に属している昆虫のこと。チョウ類のなかでも最大の科とされており、世界では約3,000種、日本に分布している種は約70種とされている。特に熱帯地域に多く生息。和名の語尾には、必ず「ツバメ」または「シジミ」と名が付いている。成虫であっても一般的に小柄なものがほとんど。最大のものでも開張50mm未満だ。後ろにある羽に尾状突起を持つものが多く見られる。幼虫は体から甘い蜜のようなものを分泌する性質があり、アリがこの蜜を好んで群がることが多い。またアリは、幼虫を天敵から守る役割を持っているため、両者は相利共生の関係にある。食草は白爪草やコマツナギなどのマメ科植物を好んで食べる。
全国から動物園を検索
全国からご希望の都道府県を選択すると、各地域の動物園を検索できます。