動物園用語辞典
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自然繁殖
しぜんはんしょく「自然繁殖」とは、動物や植物が人工的な手段ではなく自然に交配して個体数が増えること。一方、人工的な手段で行なう繁殖は「人工繁殖」と言う。「繁殖」という語は「生殖」と似通っており、同様に用いられることが多いが、繁殖は個体数が増加するという点に重きを置いている。繁殖方法の種類は2つ。なかには卵だけで繁殖する特殊な例も存在する。二分裂や出芽、胞子形成などによる「無性生殖」と、卵と精子が合体して新たな個体となる「有性生殖」がある。繁殖行動が活発になる「繁殖期」は、一年のうち季節と関連して周期的に見られることが多い。一般的に、気温や日長の変化が生殖腺刺激ホルモンを刺激していると考えられている。
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