動物園用語辞典
- 小
- 中
- 大
-
受動集積応答器 (マイクロチップ)
じゅどうしゅうせきおうとうき(まいくろちっぷ)「受動集積応答器(マイクロチップ)」とは、電子番号札の中で動物の体内へ直接埋め込むタイプのことである。動物用の受動集積応答器(マイクロチップ)は、長さ8〜12mmで直径ほどの円筒形。内部にはアンテナと呼ばれる、フェライト棒にコイルを巻き付けたフェライト2mmロッドアンテナとIC部になっている。外部は生体適合のガラスで覆われているのが特徴。動物愛護管理法では、犬・猫など動物の所有者は、所有を明らかにするためにも、受動集積応答器(マイクロチップ)の装着等を行なうべきと定められている。この電子番号札を用いたシステムは、無線を利用した個体識別とも呼ばれる。迷子や盗難または、地震等による災害時に飼い主と離れてしまってもデータに登録した情報と照合可能だ。
全国から動物園を検索
全国からご希望の都道府県を選択すると、各地域の動物園を検索できます。