動物園用語辞典
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食虫類
しょくちゅうるい「食虫類」とは動物の綱目のこと。哺乳類の一部。食虫類に含まれる動物は、モグラやハリネズミなど。食虫類に分類される動物の特徴は、原始的な姿かたちをしているという点。そして知能が低く、節足動物などの虫や昆虫、ミミズなどの環形動物を餌とするのも特徴だ。食虫類の祖先は「原始食虫類」に分類されていた過去があり、食虫類と霊長類へ分けられたと考えられる。食虫類を構成する動物は、小型で長い吻(口元)を持つ。モグラなどは地中に潜ってこの吻を使い、食料となる虫やミミズを嗅ぎ当てて、捕食する。四肢を持ち、脚には5本の長いかぎ爪がついている。これも地中に潜むミミズや虫を捕まえるために発達したとされ、爪は折れたり抜けたりすると再生される仕組みを持つ。
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