動物園用語辞典
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人工照明
じんこうしょうめい「人工照明」とは、動物園での飼育において動物の体内リズムや体温調整などのために人工的に照明を調整すること。主に屋内飼育環境下において利用。自然光で動物は体内リズムや体温を調整したり、紫外線からカルシウムを生成したりするなど、生命活動に必要不可欠な活動を行なっている。そのため、屋内で動物を展示する場合、本来自然光から受ける影響を人工照明で再現する必要がある。光量による昼夜の区別だけでなく、紫外線や熱、色温度などを種に合わせて最適な状況で再現しなければならない。屋外展示においても人工照明は活用されている。人工照明を使うことで早朝夕方に活発となる動物の体内リズムを調整し、時差展示を可能にした動物園もある。
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