動物園用語辞典
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生息環境の再現
せいそくかんきょうのさいげん「生息環境の再現」とは、生物の個体群種の保全にあたり、野生の状態ではないが、人工的に自然の環境を再現して生息させること。動物園の施設のなかでも、大分県にある九州自然動物公園アフリカンサファリは、「生息環境の再現」と「生態展示」をコンセプトに展示されている。生態環境は、動物の個体群に合った山岳、草原、岩場、林間、水辺、砂場を組み合わせて動物が本来生活している環境を再現。「生息域環境の再現」により、動物行動の種類が増加し、日照時間に合わせて動物達がより伸びやかに暮らすことができる利点がある。その他の動物園でも、一部の展示されている飼育環境に生息域環境を再現した状態で展示されている。
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