動物園用語辞典
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走鳥類
そうちょうるい「走鳥類」とは、地上を歩くこと、走ることに適した空を飛ばない鳥の仲間のこと。飛ぶ鳥の胸にあり、筋肉を支える竜骨突起がなく、「平胸類」(へいきょうるい)と呼ばれたり、空を飛べないので「飛ばない鳥」とも呼ばれたりする。飛ぶ必要がないので、重量から解放されて、体は大きいのが特徴。また、骨格の特徴として、足を動かす強力な筋肉を収める腰の骨がある。通常は、肢指に大きな3本のかぎ爪(ダチョウは2本)を持つ。現存している鳥類で最大とされるダチョウは時速50km以上、ダチョウに次いで大きいとされるエミューは時速40kmほどのスピードで走るとされている。他には、キーウィやヒクイドリ、レアなどが走鳥類として挙げられる。
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