動物園用語辞典
- 小
- 中
- 大
-
玉網
たまあみ「玉網」とは、動物園で動物を捕獲する方法のひとつ。取手付きの鋼鉄製の輪が、細い特注のロープに編み着けた網を玉網と呼ぶ。玉網は捕獲方法の中でも簡便とされ、サイズや種類が豊富な点で、捕獲方法として一般的なスタイルとなっている。深さのある玉網を使用すれば網底に動物を落とし、網を絞ることで捕獲する動物の動きを止め保定することも可能。脚やくちばしの長い動物を、玉網を用いて捕獲する場合には強度などのバランスを考える必要がある。強度の強い玉網を使用すると動物が骨折を起こしてしまう危険性があるため、数人がかりで捕獲する方法が適切と考えられる。玉網に加え人力を用いて捕獲を行なう場合、捕獲人員、追い込み人員、頭部へ袋をかける人員と細かな役割分担を行なう。
全国から動物園を検索
全国からご希望の都道府県を選択すると、各地域の動物園を検索できます。