動物園用語辞典
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逐次接近法
ちくじせっきんほう「逐次接近法」とは、学習させたい最終的行動に近い行動で、段階的にハードルを上げて学習させていく方法である。例えば、猫に「呼び戻し」を学習させる場合、まず、対象である猫の近くで猫の名前を呼び、飼い主の声に反応をさせるということを行なう。これができれば、次に名前を呼んだ後に飼い主のところへ戻ることを学習させ、その後も段階的に距離を広げていくという訓練へ。このように、目的の行動を一度に教えるのではなく、徐々に段階を踏んで学習させていくことを「逐次接近法」と呼ぶ。「逐次接近法」を行なう過程の中では、「シェイピング」と言われる、目標となる行動を行なうことにより、正確に最終目標へとつなげることができる。
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