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  • 致死遺伝子
    ちしいでんし

    「致死遺伝子」とは、生物を死に至らしめる遺伝子のことを言う。遺伝子は、発生から死ぬまでの特定時期に、体の中の特定細胞や器官に作用を現し、遺伝子特有の酵素やたんぱく質を形成。それが生き物の形や色、大きさとなって現れるものが多い。遺伝子の中には、突然変異を起こしたり、異常作用を起こしたりすると、生存や発育ができなくなるものがある。また個体に死をもたらすものもあり、それが「致死遺伝子」だ。「致死遺伝子」の多くは、優性の形質を支配する遺伝子で、ヘテロ状態で体の部分に異常を現す。致死作用は劣勢だが、ホモ状態になることで、個体を死に至らせる。人の胎児が流産した場合、個体にこの「致死遺伝子」が作用しているものと考えられている場合が多い。

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