動物園用語辞典
- 小
- 中
- 大
-
ツボカビ症
つぼかびしょう「ツボカビ症」とは、カエルの表皮に寄生するツボカビによってカエルに感染する病気。感染したカエルは、元気や食欲がなくなる、ひっくり返ったまま起き上がることができない、口が開いたままになっているなどの症状が現れ、90%以上が死亡。その一方で症状を全く発症しない個体もいる。「ツボカビ症」が自然界に広がると根絶するのは不可能と言われており、水を介して他の生物にも感染することも知られている。しかし、人間に感染することはない。もし、家庭で飼育しているカエルが「ツボカビ症」を疑う症状を発症した場合は、生きたままのカエルからサンプルを採取し、検体を検査機関に持ち込み感染の有無を調べることができる。
全国から動物園を検索
全国からご希望の都道府県を選択すると、各地域の動物園を検索できます。