動物園用語辞典
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熱中症
ねっちゅうしょう「熱中症」とは、呼吸困難や脱水症状、血液循環が上手くいかなくなり貧血が脳に達し、最悪の場合死に至る病気のこと。哺乳類をはじめとする動物が、高温状態が続く空間や屋外に長時間いると、体温調節のバランスを崩し、体温が下がらなくなるが、これが発生の原因だ。ペットとして買われている犬や猫にも見られる。成長した健康な動物でも環境によっては引き起こすこともあり、その原因は、真夏の長時間の散歩、屋外飼育や、アスファルトの上での散歩や飼育など。肥満や心臓疾患のある犬や猫は、熱中症になりやすく、また慣れない場所は興奮して心拍が増える傾向にあるため、熱中症になりやすい。症状が現れたら、水を与えたり冷えたタオルなどで体を冷やしたりなど、体温を下げることに徹しておきながら、医療機関の受診が望ましい。
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