動物園用語辞典
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バイオテレメトリー
ばいおてれめとりー「バイオテレメトリー」とは、野生の個体や他研究対象となる個体の観察手法のひとつ。小型の発信機などを個体に付け、その行動域や生理、環境や生態などを研究。個体の位置を把握する「ラジオテレメトリー」も、しばしばこのバイオテレメトリーと同意義として扱われる。前者の種類として、観察だけでなく追跡に特化した「ラジオトラッキング」がある。バイオテレメトリーを行なう個体は、獣類や魚類、鳥類など。様々な動物に使われ、野生動物にも利用されることがある。個体に装着する小型発信機は、その個体の生活に支障のない軽さを持つが電池式が多く、いずれは交換が必要。しかし、観察域の場所を問わずさらに夜間の調査も可能なため、生態調査には広く役立てられている。
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