動物園用語辞典
- 小
- 中
- 大
-
ハイラックス目
はいらっくすもく「ハイラックス目」とは、別称「イワダヌキ目」とも呼ばれ、ハイラックス科に属する動物の総称。哺乳類で、見かけはネズミのような被毛の色を持ち、四肢を使って移動する。小型の哺乳類としてハイラックス目と独立した分類になるのは、ハイラックスの祖先はゾウやジュゴンなどの大型哺乳類の種に近く、脚先には蹄に似たような平たい爪を持つからだ。ウサギにも似ているが、ウサギのもつ歯とは違い、ハイラックスは上あごの歯は無根で、一生伸び続ける性質があるが、下あごの歯は一定の成長ののち止まる。表面にうねがある歯の形は、サイの歯と似ているとされている。ハイラックスは群れを作って集団で行動。他個体である例えばミーアキャットなどが使ったあとの巣を再利用して生活をする。
全国から動物園を検索
全国からご希望の都道府県を選択すると、各地域の動物園を検索できます。