動物園用語辞典
- 小
- 中
- 大
-
排卵
はいらん「排卵」とは、卵巣を持ち卵子を作る哺乳類が、その卵子を子宮に排出することを言う。もしくは、魚類が卵を産み落とすことを排卵と呼ぶ。哺乳類の排卵が行なわれる期間を「排卵期」と呼び、交尾が盛んになる「繁殖期」に深くかかわっているとされている。成熟し、受精が可能な卵子はエストロジェンと呼ばれるホルモンを分泌して、メスを発情させる。この発情が起こったときに限り、オスの交尾を受け入れて生殖行動に。交尾可能な場合のみに排卵が起こる動物は「交尾排卵動物」とも呼ばれ、メスとオスが普段は別れた場所で生態を作る動物によく見られる。排卵によって発情したメスは、ホルモンによって遠くにいるオスを引き寄せることができ、より多くの子孫を残すことができる。
全国から動物園を検索
全国からご希望の都道府県を選択すると、各地域の動物園を検索できます。