動物園用語辞典
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パノラマ式展示
ぱのらましきてんじ「パノラマ式展示」とは、ハーゲンベック方式とも言われ、ドイツのハーゲンベック動物園が世界で最初に始めた新しい展示の方法である。従来の柵や檻を取り払い生物を直接観察できるのが特徴。日本では、直接展示とも呼ばれ大阪のみさき公園が最初に取り入れられた。その後、多摩動物公園が規模を拡大してこの展示方法を用いて、日本でも多くの動物園で採用されることになった。「パノラマ式展示」のメリットは、動物たちがほぼ野生の中で過ごすのと同じように過ごす様子がうかがえること。動物園では、他にも形体展示、生体展示、分類展示などがある。どの展示方法を用いているかによって、その動物園の特色も大きく変わってくるため、動物園の魅力のひとつとなっている。
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