動物園用語辞典
- 小
- 中
- 大
-
ビタミンB1欠乏
びたみんびーわんけつぼう「ビタミンB1欠乏」とは、体内の必須栄養素であるビタミンB1が不足することでおこる病気のこと。「ビタミンB1欠乏」によって引き起こされる主な症状は、末梢神経障害である脚気、中核神経障害であるウェルニッケ脳症が挙げられる。脚気においては、ビタミンB1を投与した治療を行なったところ、短期間で効果が表れることが分かっている。ウェルニッケ脳症においてもビタミンB1を多量投与したことで症状の改善が見られた。このどちらも症状も発症するのは高齢者が多く、特に一人暮らしの高齢者は食事が偏ってしまうことが原因のひとつと推測される。また、胃切除術の既往歴がある人にも「ビタミンB1欠乏」による症状が確認されているため、注意が必要とされている。
全国から動物園を検索
全国からご希望の都道府県を選択すると、各地域の動物園を検索できます。