動物園用語辞典
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皮膚線
ひふせん「皮膚腺」とは、体の表面に位置し、外分泌腺の総称。哺乳類では汗腺・皮脂腺・乳腺があり、両生類は粘液腺・毒腺が存在する。魚類では粘液腺が該当。また、「皮膚腺」におこる病気として、皮膚結核がある。これは、結核菌によって引き起こされ、皮膚がいぼ状に膨れ上がったり、皮膚や皮下がかたまって表面が薄紅色になったり、顔面に潰瘍ができる、発熱を伴わない発疹ができるなど、様々な症状が現れる。予防法としては、結核菌を弱毒化した予防接種であるツベルクリンを受けるしかない。しかし、稀にツベルクリン反応が陽性であっても発症することもある。皮膚結核を発症した場合、6〜9ヵ月かけて抗結核薬の投与を行ない治療を進めていく。
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