動物園用語辞典
- 小
- 中
- 大
-
貧血症
ひんけつしょう「貧血症」とは、体内に流れている血液のヘモグロビンや赤血球が減少して起こる症状のことを言う。ヘモグロビンは体内のすみずみに流れており、酸素を給する役割がある。「貧血症」は赤血球やヘモグロビンが減少すると、体内の酸素濃度も低下し体に異常が発生してしまう。動物が「貧血症」を起こしてしまう原因は、出血や中毒、赤血球の生産不能、寄生虫による「貧血症」などがある。初期の症状として、元気がなく、食欲不振、呼吸困難など起こしてしまう。治療方法は、症状が軽くなるまで念入りにチェックしていく内科治療、内科治療を1ヵ月以上行なっても症状が良くならない場合は外科手術が行なわれる。また、症状が酷い場合は輸血も治療方法のひとつだ。
全国から動物園を検索
全国からご希望の都道府県を選択すると、各地域の動物園を検索できます。