動物園用語辞典
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吹き矢
ふきや「吹き矢」とは、1メートルから3メートルほどある空洞になった細い筒に、針のついた矢が入っている物のことを言う。使用方法は筒の片側に口をあて息を吹き込み、その空気圧の力で矢を飛ばす。狩りや武器として使用されていたが、最近では動物園で「吹き矢」を使って麻酔や薬を注射することがある。触れることが容易ではない猛獣に麻酔や薬を注射するのは危険が伴う。そういう場合に「吹き矢」で猛獣に注射するのである。麻酔銃も使用されるが、動物の大きさや距離を考えると威力が強すぎてしまう場合も。「吹き矢」は威力も丁度良いため、動物園などで使用されている。「吹き矢」は、麻酔や薬をスムーズに吸収しやすい筋肉が多い肩や尻を狙うことが多い。
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