動物園用語辞典
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複婚
ふくこん「複婚」とは、動物界の交配様式のひとつを指す。それぞれの動物の種類に応じた交配様式で繁殖をさせる必要があり、動物園など人工で繁殖を試みる場合には、交配様式をきちんと把握しておくことが重要。複婚は、ふたつの型に分かれている。ひとつは、一頭の雄が複数の雌と交配をして繁殖する形をとっていて、「一雄多雌(いちゆうたし)」と呼ぶ。もうひとつは、一雄多雌の場合と雄と雌が逆の立場、つまり一頭の雌が複数の雄と交配をして繁殖する、「一雌多雄(いっしたゆう)」。複婚の反対語として「単婚」があり、一頭の雄に対して一頭だけの雌がついて、最低でも一回の繁殖期の間につがいを作り繁殖することを指す。
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