動物園用語辞典
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ペンギン目
ぺんぎんもく「ペンギン目」とは、鳥綱(脊椎動物に属する動物群の総称)の一目のこと。ミズナギドリ目と縁が近く、両者は共通の祖先をもっている。現在、ペンギン目はペンギン科の1科だけとなり、ペンギン科にはオウサマペンギン属・ジェンツーペンギン属・マカロニペンギン属・キンメペンギン属・ケープペンギン属・コビトペンギン属の6属があり、さらに数種類で分類される。ペンギン目ペンギン科の体色は一般的に背面が黒で腹面が白。水上滑走・潜水を巧みに行ない、水かきのある脚は短く、陸上で直立して歩くのが特徴。翼はひれ状に退化し飛ぶことができない。魚やイカ、動物プランクトンなどを捕まえて食べる。南極や亜南極の沿海に多く分布し、もっとも北に生息しているのがガラパゴスペンギンだ。最小種はコビトペンギンで、最大種はエンペラーペンギンである。
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