動物園用語辞典
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旗艦種
ほうかんしゅ「旗艦種」とは、地域の環境保護活動を促進するために、ある動物の1種を象徴としておいた生物種のこと。英語表記は「flagship species」で、「象徴種」や「フラッグシップ種」と訳されることもある。保護活動などの積極的な物多様性への関心や協力、資金などを集める手段として「旗艦種」が用いられた。旗艦種には、絶滅危機にひんした動物や大型の鳥類、生態系の頂点に立つ大型の哺乳類が選定されることが多い。植物・変温動物・無脊椎動物などが選定される場合もある。例えば、ポーランドでは自然保護活動のロゴとして、オオヤマネコが旗艦種に設定され、その他にもソデグロヅル・コウノトリ・サバクキプリノドン・ハクトウワシ・フラミンゴ・チョウザメなどが旗艦種に設定されている。
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