動物園用語辞典
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捕獲技術
ほかくぎじゅつ「捕獲技術」とは、捕獲を行なう人間の技術のこと。狩猟目的として使う捕獲の意味合いが大きい。「狩猟」をするには、地方自治体が行なう試験を受験、合格し、狩猟免許の取得が必要。その後、免許保有者は狩猟の許可が下りている規定の場所において、狩猟が許される。狩猟を行なう目的として、例えばイノシシなど、農作物や人間へ被害を与える可能性のある獣類の捕獲がある。地方自治体では、このイノシシ被害のまん延や予防のために、免許保有者を対象として捕獲技術向上プログラムを作成するところも。狩猟を行なう者にとっては技術向上のいい機会となり、自治体にとっては被害が防げるため、双方にメリットがある。また、狩猟免許の取得は、比較的難関であるとされ、座学にも深い知識が必要だ。自治体一体となって捕獲技術の向上に対する機会を作るのは、新規に狩猟免許を取得する人への広報にも通じている。
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