動物園用語辞典
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ボリビア出血熱
ぼりびあしゅっけつねつ「ボリビア出血熱」とは、ウイルス性の出血熱で、致死率は約30%。「南米出血熱」のひとつである。「ボリビア出血熱」の感染源は、保有宿主のネズミの糞尿で汚染された食品の摂取や食器の使用、ウイルスを含む埃などを含むことで感染する。また感染した人間との接触でも感染する。潜伏期間は、7〜14日。急な発熱と筋肉痛、悪寒や下痢、嘔吐など消化器に影響が出る。歯茎からの出血が特徴的で、皮下や粘膜からも出血。重症になると出血傾向に加え高熱、ショック症状を起こすことがある。神経症状が起こると昏睡や痙攣の症状が出る。特別な治療法が確立されていないので、感染症法では一類感染症に定められており、感染が認められた場合、ただちに厚生労働省へ届出なければならない。
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