動物園用語辞典
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麻酔
ますい「麻酔」とは、神経に作用させて一定時間、無痛状態や反射喪失させること。またそれを促す薬物。人間に対しての麻酔は外科手術で主に使用され、動物に対しても外科手術、捕獲の際に使われる。また、動物を輸送する必要がある場合、過度の刺激によって興奮によるストレスを与えないために、精神鎮静の意味を込めて施術されることも。麻酔はかける部位によって分類され、意識にも作用する全身にかける麻酔は「全身麻酔」、部分的に神経を無効化させるものは「部分麻酔」と呼ばれる。麻酔をかける方法には複数あり、注射麻酔や薬物を嗅がせることによる吸入麻酔などがある。人間に対しての麻酔も、また動物に対しても神経に直接触れる高度医療になるため、正しい知識と注意が必要だ。
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