動物園用語辞典
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ムカシトカゲ目
むかしとかげもく「ムカシトカゲ目」とは、爬虫類に属する動物の総称。漢字では「昔蜥蜴」、学名は「Sphenodon punctatus」。ニュージーランドでしか生息していない生きた化石と言われる非常に珍しい生物で、イグアナのような風貌を持っており、交接器がない。夜行性で、昆虫を食べ、頭部から尾にかけ背面にたてがみ状の鱗がある。ムカシトカゲ目の大きな特徴として、他の動物と同じように左右にひとつずつある目以外に、頭頂に「頭頂眼」と呼ばれる第3の目があり、この目は明るさを測るためのセンサーのような役割を果たす。また、表面が薄い膜で覆われていて分かりにくいが、眼球をおさめるための穴「眼窩(がんか)」も持っている。ムカシトカゲ目ムカシトカゲ科の生き物として「トゥアタラ」がいる。
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