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動物園用語辞典

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  • 無条件刺激
    むじょうけんしげき

    「無条件刺激」とは、自然に発現する反射(無条件反応)のことを言い、この無条件の反射をおこす刺激のことを言う。英語表記は「unconditioned stimulus(US)」で、別名「誘発刺激」とも呼ぶ。食べ物などの味覚刺激や視覚刺激は無条件刺激となり、唾液分泌の反射を引きおこす。例として、犬の前にエサ(無条件刺激)を持ってくるとよだれ(無条件反応)を出す。「中性刺激(無条件反射を起こさない刺激のこと)」と無条件刺激を繰り返すことで、中性的な刺激により生理的な反射を引き起こすようになる。これを「無条件反射」と言う。ロシアの生理学者「I.P.パブロフ」によって考案された「古典的条件付け」では、犬にエサ(無条件刺激)を与える前にベル(中性刺激)を鳴らすことを繰り返し行なった結果、ベルの音を聞いただけで犬が唾液を出すようになった。

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