動物園用語辞典
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雌へテロ型
めすへてろがた「雌ヘテロ型」とは、X染色体・Y染色体・Z染色体・W染色体の4種類の遺伝子によって性別が決まる様式で、W染色体とZ染色体あるいは、Z染色体のみを持つ雌のこと。動物では鳥類やヘビ、ウナギ、アナゴ、ミノムシなどが代表的だ。性別決定様式は、雌ヘテロ型のように遺伝子によって性別が決まる「遺伝子決定」と、生物が生活している環境によって性別が決まり、遺伝と異なった「環境性決定」の2つに大きく分類される。爬虫類の卵は、卵の中で性別が決まっているのではなく、孵化するときの温度によって性別が決定される。これが「環境性決定」だ。脊椎動物の場合は、哺乳類がXY染色体を持っており、雄ヘテロ型で遺伝子性が決定される。
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