動物園用語辞典
- 小
- 中
- 大
-
ライオンバス
らいおんばす「ライオンバス」とは、ライオンの生態を観察するために作られたバスのこと。人間の交通手段として使うバスよりも、獣類と接する機会を考えてより強硬な作りになっている他、屋外との仕切りに金網を使うなど、ライオンを観察しやすく設計されている。1964年(昭和39年)東京の動物園で、1haもの広大な土地にライオンを放し飼いにし、そのライオンをバスに乗った人間が観察するというスタイルが初めて生まれた。このとき国内で初めてライオンバスが運営される。現在にも残る園内をバスに乗って放し飼いになった動物を見る形態であり、「サファリパーク型動物園」と呼ぶ。サファリパーク型動物園は世界中にその規模や形態を様々なものに変え普及されているが、日本が発祥の地とされている。
全国から動物園を検索
全国からご希望の都道府県を選択すると、各地域の動物園を検索できます。